4日目

お土産物を買う自由行動の日(ゴシック地区、エル・コルテ・イングレス)

今まで3日間ウロウロと歩いていましたが、最終日はみんなそれぞれ目的のお土産でも買いながら のんびりする日にしようということで、3対2に別れて行動をすることにしました。女性陣3人は靴やお財布、 鞄などが見たいとグラシア通りへ出発、旦那と私はゴシック地区へとそれぞれ移動して行ったのです。

アルパルガタ私がどうしても欲しい!と思っていた物はアルパルガタ、日本でいうエスパドリーユという、底を縄で編んである サンダルです。以前、友人がお土産に買ってきてくれたことがあり、その履き心地の良さとシンプルなデザイン、そして1000円 前後からというお手頃な値段がすっかり気に入った私はまずそのお店を訪ねました(写真の緑のアルパルガタがお土産にもらった物、黒が今回買った物です)。 お店の名前は「La Manual Alpargatera」。アビニョ通りの端にあるそこはこぢんまりとしていて、中は少し薄暗い古いお店でした。 中年の女性が迎えてくれ、私がショーウインドウの気に入ったデザインのアルパルガタを指さしてサイズを言うと、天井近くまで積んである靴箱の中から 出してくれて「履いてみなさい」と言うのです。片足だけ履くと「両足履いて歩かなくちゃわからないでしょう?」 と呆れたように言うので、両足履いて店内を歩いてみると「履きやすくていいでしょう?長持ちするわよ」と絶対の自信を持って 笑っていました。友人へのお土産にしようと思って、色違いをあと2足買いたいのだと頼むと「少しずつ違うから」とまたも全部履かされ、 「3つもあったら一生保つわね」とまじめな顔で言われてしまいました。ここで友人にあげるのだ、などと伝えたらどうなることか・・・ と思ったのでそれは黙っておきました。
この他に、手作りローソク屋さんでクリスマス用のキャンドルを買ったり、コンビニ個人商店版のような古いお店でスペインの安くて 大きなチョコレートを買ったり。細く入り組んだこのエリアの道を頭に入れながらウロウロを続けました。日本でもお馴染みにショップ・ Mango(マンゴ)は、日本のよりも低価格でカジュアルラインでしたね。Zara(サラ)もあちこちで見かけました。 日曜日には広々としていたサン・ジャウマ広場は、月曜日自治政府省に登庁している要人の黒塗り車とSPでいっぱいでした。

そして食料品を買うために行った、カタルーニャ広場横のエル・コルテ・イングレスという百貨店の地下で、 偶然にも別行動をしていたはずの3人と再会したのでした。「ねー、何買ったの?え、このブーツ今買ったの?他のも後で見せてね! ここでは何を買うの?サフランどこに置いてあった?あら、そっちの方が安いわね!あ、それ私も欲しい!」・・・ 女どもはいつも買い物に必死です。日本では見かけない、おもしろそうな味のインスタントスープや、日本への持ち込みが 見つかったら空港で取り上げられるであろうチョリソやハモンイベリコ(豚コレラ菌が見つかって日本への輸入が禁止されていたのです)、 からすみなどを買い込んで、いったんホテルに戻ることにしました。
ランブラス通り3人が言うには、やはりグラシア通りのお店はちょっと高めの値段の所が多く、買いたかった革のお財布や小銭入れが見つからなかった、 とのこと。それならば続きはやっぱりゴシック地区でしょう!午前中に覗いたあのお店辺りならばきっと気に入った物が見つかるに 違いありません。スリにはお互い注意しようね、と言いながら、細く入り組んだゴシック地区をウロウロ。案の定、「ねぇUROURO、最初に見た あのお店に戻りたいんだけど。道を覚えてる?」・・・はいはい。それぞれお財布も、鞄も安くて良い物を買うことが出来、 母に至っては買う予定ではなかったえんじ色のラム革ジャケットを日本の約70%ぐらいの値段で衝動買い!ヨーロッパの赤は 本当に良い色ですよね。ほとんどのお店は20時には閉店でした。最終日の最後の最後、私は案内役、旦那などは完全にボディーガード役・・・。 これで親孝行が出来たと言わせてもらいましょう!

カサ・バトリョ夕食もこのエリア、ランブラス通り沿いのシーフードレストランに入ったのですが、ここもちょっとハズレ。お腹は空いていたので 山盛り注文しましたが、味が一般的で残念でした。最終日になって「今回の旅行は美味しい物を食べ損ねたなぁ」と後悔していました。 最近出来たというゴシック地区のバルは混んでいて入れなかったし、予約をしようとしたレストランは電話がつながらなかったし、 ワインを飲むのも少し押さえ気味にしてしまったし・・・。ああ、悔しい!でもこれでまたリベンジに来る理由が出来たぞ、 と無理矢理納得させる最後の夜なのでした。
ホテルのすぐそばの、ライトアップされたカサ・バトリョ。これが100年前に出来た建物だとは本当に驚きです。 光に輝く色ガラスを目に焼き付けて、今回の楽しかったバルセロナウロウロの旅は幕を閉じるのでした。

ピレネー山脈翌日早朝、私達はホテルを出て空港に向かいました。ハモンを鞄の底にしまい、晴れ渡るピレネー山脈を眼下に、 「次回はガリシアで海の幸三昧か、アンダルシアで闘牛見物のどちらにしよう?」と次回のスペイン旅行に想いを巡らすのでした。 お勧めの場所があったら、是非教えてくださいね。スペイン語を勉強し直して、またウロウロしに行きたいと思っていますから!