サグラダ・ファミリア聖堂→グエル公園
天気予報によると、滞在中はもう晴れる日はないとのこと。窓の外はどんよりとした雲が空を被っていました。 初日からウロウロと歩き過ぎたので、今日はゆったりプランにして、朝も遅めに出発です。 例によってサグラダ・ファミリア聖堂へは徒歩でむかいます。すぐ近くのカサ・ミラの前を通ると、既に観光客が並んでいました。 ここは明日見学することにして、どこか朝食がとれるお店を探すことにしたのですが、何件かの薬屋と小さなスーパー以外に見つからないのです。 「あぁ、またもウロウロするはめになるのか」と思っていると、やっと2件の小さなバルがあったので「パンぐらいしかおいてないけど」 と気さくに答えてくれたおじさんのいるお店の方に入ることにしました。薄く切ったフランスパンにチーズやトマトを塗っただけの 少し寂しげな朝食でしたが、この店のおじさんが本当に明るく親切な人で嬉しくなってしまってつい、カフェコンレチェ (カフェオレですね。日本のものより濃いコーヒーとミルクを合わせてます)をおかわり!大通りの店と違って、近所のおじさんがカウンターで新聞を読む、 そんなバルでした。
土曜日ということもあって、大通り以外はほとんど人通りはなく、車もあまり走っていませんでした。サグラダ・ファミリアの先端が見えないかと、
上を見ながら歩いていたのですがなかなか見えてきません。でもそれはそのはず、日本で見る聖堂の写真はまるで周りに何もない広々とした場所に
聖堂が建っているように写っていますが、実は建物の立ち並ぶ街の中にあるのですから。ようやく到着したサグラダ・ファミリア聖堂には既に多くの
観光バスが乗り付けていて、入場口は長蛇の列が出来ていました。あぁ嬉しや、3年ぶりに大好きな場所に戻って来ました!
この何とも言えない雰囲気に圧倒されるのは、私だけではないでしょう。
中にはいると、上り用エレベーターがあります。でも上がるためだけのもので、下りは階段なのです。ここにもかなりの人が並んでいるので、
諦めて先に進むと工事の現場が見られる場所に出ます。一説には完成まであと100年はかかるとも言われていますが、
どうも早まりそうだという話を聞きました。実は日本に戻ってから、バルセロナ在住の建築関係者から「地元の商業的な意見もあって、
作業ペースは昔よりずっと速くなっている。それに昔は石材を一から組んで作っていたが、今は鉄筋の周りに石を貼るから速いよね。」
という話を聞きました。本当か嘘かわからないけれど、早ければ50年かからないかもしれないとも言うので更に驚き!
生きているうちに完成が見られるだろうか・・・。
入り口とは逆側の「御生誕のファザード」の所でちょっとお遊び。実はリンクに紹介してある矢崎存美さんの小説「ぶたぶた」
のモデルになったぬいぐるみのミニを持ってきていたのです。そしてこんな写真を撮りました。イエス様、ごめんなさい。でもぶたぶたは本当に良い人(?)なんです。(小説を読んで頂ければわかります!)
こちらのファザードには上り用エレベーターはなく階段だけです。勿論下りも階段。
母の友人のKさんは膝に不安があったので、下でお留守番です。いざ4人で上がってみると、これが狭い狭い!「スリ注意」の張り紙があって、ここで何かあったら身動き取れないでしょう。
塔の中腹まで窓もないしかなりの圧迫感があります。でも頑張って登った所の窓からの眺めは気持いい!
建設途中の現場の様子を上から見ることも出来ましたよ。外観からは想像出来ない風景です。普段から運動不足の私は、下りてしばらくは太股と膝の感覚が
おかしくて休憩してました・・・。
ここからグエル公園へは距離もあるし、地下鉄も通っていないのでタクシーで移動しました。ここはお天気が良ければお弁当を持って
ピクニックしたくなるような大きな公園ですが、あいにくの空模様なので中央公園でのんびりしただけで外に出ちゃいました。
ここは見る物はそう多くないのです。ガウディの作った造形物のある所は、広い公園のほんの一部分に過ぎません。
公園を出て南下すると幾つかのお土産物屋さんが並んでいて、覗くだけでも楽しいです。
大きな通りに出て歩き始めると、旦那が足が痛いから靴が買いたいと言い出しました。慣れている靴といっても革靴だったので、 足を痛めてしまったようです。一番近い地下鉄レセップス駅を目指しながら靴屋を覗きますが、さすがに29センチという大足の靴は見つかりません。 諦めてここでお茶だ!ということになり、ケーキが沢山並んでいるお店を見つけて足休めです。ちょっと古いお店でしたが、安いケーキはボリュームが あって嬉しい限りです。とそこへ、手にガイド本「地球の歩き××」を持ったお兄さんが入ってきて私達の横に座ったのです。「日本の方・・・ですよね?」 「ええ、バルセロナはギリシャよりも英語の通じない所ですね」等と会話が始まりました。そのうちにお兄さんが「実は数時間後に行われるFCバルセロナと レアルマドリッドの試合を見に行くんですよ。チケットは3万円(だったかな?)ぐらいしましたけどねー」とのこと!そんないい試合のチケットを ゲットするとはすごい・・・。その後ポルトガルへ行くと言っていたお兄さん、お元気ですか?
レセップス駅そばの靴屋さんにも旦那のサイズはなく、取りあえず地下鉄に乗ってホテルに戻ったのですが「このままでは明日から歩けない」 と言う旦那と2人でスニーカーを探しに行くことにしました。しばらくみんなとは別行動です。小さな靴屋さんではサイズがないことがわかったので、 まず目指したのはカタルーニャ駅そばのデパート、エル・コルテ・イングレスです。でもスポーツシューズの売り場がなくて別の靴屋さんへ、 でもサイズがないのです。ふと雨の降り始めた空を見上げると、エル・コルテ・イングレスの別館が見えてそこにスポーツメーカーのロゴが! スポーツ館があったんです(CD等も売ってました)。いくつかの型ならば29センチもあると言われ、リーボックを購入。外国には大きなサイズが 揃っていると思ったのに、バルセロナでは苦労しました。
ようやくホテルに戻り、9時ぐらいから近所で夕食です。本当は行きたかったレストランがあったのですが、予約することが出来なくて残念でした。
ホテルに戻って部屋でテレビを見ていると、途中のカフェテリアで出会ったお兄さんが見に行くと言っていたサッカーの試合の様子がニュースで流れました。FCバルセロナからレアル・マドリッドへ
移籍したフィーゴにペットボトルが投げられる等してサポーターが大荒れ!あのお兄さんは無事だったかなぁ・・・と言いながら遅くまで起きていました。