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ぶたぶた初めまして、UROUROです。何故だかわからないけれど気がつくとスペインが好きで、 行ったこともないのにスペイン語を習い始めたのはもう8年前になるでしょうか。それから数年間、 さぼりながらも楽しく語学学校に通い、いろいろ事情があって中断した後の1999年4月、 初めてのスペイン・マドリッドに降り立ちました。一都市ウロウロタイプなので、5日間滞在の間に トレド半日観光とバルセロナに5,6時間滞在した以外はずっとマドリッドの街を歩き回っていました。 その前年からスペイン料理を習ったことは、旅行の楽しさを増してくれた大きな要素の一つでしたね。 そして昨年の秋やっと、思いを残していたバルセロナへの旅行を旦那と計画した時、3名の女性 (母、母の友人、姉)が参加に手を上げました。3名ともヨーロッパ旅行初めてで、しかも内1名(母)は 海外旅行自体初めてでした。そして5名での「滞在4日間全部をバルセロナウロウロ旅行」となったのです。 歩き慣れた靴で参加すること!と指令を出して、小説「ぶたぶた」のモデルになったぬいぐるみの撮影もしようと 鞄にしのばせ、ウロウロ旅に出発した私達5名の4日間を、どうぞご覧下さい。

この旅行はパックツアーではなく、飛行機・ホテル共自分で手配して行きました。 確かにパックだといろいろな面で安心なのですが、安いツアーだと街の中心街から少し離れた ホテルになることも多いし、全日自由に行動したい私には向いていないと思ったのです。 嬉しいことに11月はシーズンオフの為、四つ星クラスのホテルでも「2泊すれば3泊目はタダ!」 という所もあってお得ですし。今回はインターネットで宿泊申し込みが出来、3泊目が タダ扱いになった「ホテル・マジェスティック(Hotel Majestic)にしました。スペイン語で 申し込みをしたら英語で返事が。トホホ。
四つ星のホテルにしたのには、もう一つ理由があったのです。それは、今回の旅行に参加した メンバー。なんと個人旅行なのに5人!50代2名、40代男性1名(私の旦那)、 30代2名という平均年齢の高さからのんびり出来る環境をと考えたのです。加えて海外旅行が 初めてという私の母がいたこともあり、きれいなホテルにしてあげたかったですし。見所沢山の バルセロナだけに絞った旅行でしたから、アクセスの良い場所で、安全で・・・という理由で決めました。 このメンバーに、英語が出来る者は一人もいません。みーんな、中学英語で止まってます。唯一、 数年間スペイン語を習っていた私が窓口という恐ろしさ!勿論、いつも5人一緒に行動するとは 限りませんし、他の4名にも旅行を楽しんでもらいたいので、少しスペイン語を覚えてもらいました。 「オラ(Hola=こんにちわ)」「グラシアス(Gracias=ありがとう)」「カフェソロポルファボール (Cafe solo por favor=コーヒーお願いします)」「ドンデエスタ エルセルビシオ (Donde esta el servicio?=トイレはどこですか)」。英語以外の聞いたこともない単語を覚えるのは 大変だったようですが、結果としてほんの少しの会話でも旅の楽しい思い出になったようです。

海外旅行が初めての母は「空港に着いたら、ハンコ貰う時に『観光です』なんていろいろ 答えるものなんでしょ♪」と聞いてきましたが(それは入国手続きのことですね、母よ)。 ありません、絶対に。もしかしたらハンコが貰えるかどうかもアヤシイもんです。・・・3年前、 私は旦那とマドリッドに行きました。イギリスで乗り換えてバラハス空港に到着、入国カードを 書き忘れ急いでカウンター脇で書いていると、何故か同じく書いていないはずの旦那は チェックを済ませ、のんびりタバコを吸っていました(この当時の空港はどこでも吸えたんです)。 最後になってしまった私は急いで、入国カウンターの中でタバコを吸ってるおじさん(!)にパスポートを 手渡したのですが、なんと見もしないでホイッと返してくれるじゃありませんか!「はんこ下さいよおっ」 とお願いすると「ハンコが押してなくても出国には関係ないよ」・・・オイオイ。記念としても押して 欲しかった私が更にお願いすると、ようやくくわえタバコでホラヨッ!ポン!・・・そんな国です。

旅行で初めての街、特に道が入り組んでいる地域を歩いて散策する時に私がしている事。それは、ある程度地図を頭に入れておくことと、 方位磁石を持っておくことです。やはり治安の問題もあるので、度々ガイドマップを見るのははばかられますよね。 地図上の大きな通りを頭に入れておけば、もし細い路地に入って迷ってしまった時も方位磁石を頼りに キョロキョロせず歩いて行けます。あとは安全な所でマップを見れば良いわけです。そして持っていると重宝する 物のひとつが、日本のスーパーの白いビニール袋。鞄を持ち歩くことは危険を招く要素でもあるので手ぶらにして、 何かを入れたりする時にはこれがあると便利です。

残念ながら、マドリッドやバルセロナの治安は決して良いとは言い切れません。日本のような感覚でいてはいけないのは 外国に出ればどこも同じですよね。けれど、きちんと対処をしていればある程度のことは防げると 思うのです。今まで現金を多く持ち歩く日本人がカモにされてきたことは、これからの旅行者が持ち歩かないことで 泥棒にわからせていくしかありません。日本人はパスポートのコピーを所持していればいいという特権も、この際 ありがたいと思いましょう。対策をしていれば、必要以上に怖がることはないのですが・・・。実はメンバーの中に1名、 全くの怖いもの知らずがいました。グアムやオーストラリアなどのツアー旅行だけを楽しんでいた、私の姉です。 対策法をコピーして渡したのにも関わらず読んでいないし、タクシーを下りた時のひったくりに注意してと言うと 「そんなことを気をつけなくちゃいけない国なのっ?それに私だって海外初めてじゃないわよっ!」と怒るし、 パスポートのコピーを持ってくるようにと言っておいたのに 「どうしてそんなことしなくちゃいけないのよっ!?持ってこなかったわよっ!」という返事。 携帯が義務付けられてるんだってばぁ〜!そんな悠長な姉や私達の目の前で、ちょっとした事件が起こることになるとは その時は知らずにいたのでした・・・・。